県が「熊出没注意報」を発表、でも渓流釣りは止められません。
2023/5/25
今日も天気は晴れ、いつものO川へ渓流釣りに出発です。
途中必ず立ち寄る“道の駅”で、自動販売機の間のこんな看板が目に止まりました。
昨年の「注意熊出没」の看板でしょうが、今日はやけに気になります。
先月私の住む県では、「ツキノワグマ熊出没注意報」が発表されました。
発表では「昨年度県内では、ツキノワグマのエサとなるブナの実が平年並みの実りで
メスのクマの栄養状態が良く、子熊の数が増えており、
春に生まれる小熊の数が増え、遭遇リスクが高まっている可能性がある」と。
テレビや新聞でも注意を促す報道が繰り返され、クマに遭遇し被害にあったニュースを何度も目にしました。
「ツキワグマ被害図」というのもネット公開されているのですが
令和4年度の目撃情報(◇)・被害(❌)はこんな多数あり
4月28日には山菜取りの80歳の男性がクマに襲われ怪我をしたばかりでした。
そういえば先月中旬このO川に来た時、県道沿い100メートルほど先の崖下で
真っ黒くツヤ光りした1頭の小熊を見かけました。
釣り仲間3人で、「最近クマの出没多いよね!」などと話をしながら県道を走行中に
連れの一人がクマに気付きました。
クマの毛の黒さは黒光りして格別で、すぐ目についたそうです。
確かにツヤがあり黒光りする色は、目につきます。(写真)
ビックリして車を止め、しばらく様子を眺めてみましたが、周囲には親グマの姿がありません。
必ず小グマの側にいるはずですが、姿はありません。
クマと出会わないため“熊鈴”を用意し、いつも魚籠につけて鳴らしながら
クマと出合頭に遭遇しないようにはしています。
クマ対策として、おもちゃのピストルと爆竹、熊鈴2種、小さな手斧。
いずれも気休め程度ですが、無いよりは良いかと思って持参します。
家人や友人からも、何度もクマ出没に注意を繰り返されますが
渓流釣りはシニア人生の数少ない楽しみです、止められません。
クマの事は忘れその場を離れ、目的の渓流釣りへ向かいました。