渓流釣りで、初心者が釣れない悪条件とは・・・
2023年4月25日(火) 6回目の釣行・Y川
快晴の中、少し遠出をして◯◯◯山から流れる◯師川へ行ってきました。
渓流の雰囲気がとても良く、先行者もおらず期待していたのですが、魚信もわずかで全く釣れませんでした。
師匠に何故なのか聞いてみた所、「釣れない条件が揃っているから」との答え。
その釣れない条件とは何なのか、書いてみます。
渓流釣り3つの悪条件とは
1.水量が少ない
ここ数週間好天続きで雨が降らず、川の水量がかなり下がっていました。
たまに降った雨も、山の木々が葉を伸ばすためか吸収してしまい、沢から川に水が出てこないのでしょう。
川の水位が増すどころか、僅かに減少しています。
水量が少ないと釣りにくくなるのは、魚が隠れるポイントが減ったり、条件が悪くなり、警戒心が強くなるからだといいます。
川幅が狭まると、河原の石を踏み僅かながらも音を立て、川に近づくことになり、ますます気づかせてしまいます。
2.水が澄んでいる
水が澄んでいるため、川から離れているつもりでも、ヤマメやイワナに気付かれやすくなります。
うっかり姿を見られると、魚が隠れてしまい出てきません。
岩の下などを好むイワナにはわりと気づかれにくいのですが、流れに出て餌を待っているヤマメからは良く見えるようで、素早く隠れてしまいます。
写真下のような場所は、私のような初心者には良く釣れそうに思うのですが、「違う!」と。
水量が少なく流れも弱く、水が澄んでいる時は、見た目の良さに反し難しい場所になるとの事。
3.風が強い
川筋は風の通り道と言えるのですが、強くなったり弱くなったり、たいてい風が吹いています。
そんな風がある中、今回使用した竿はメインの竿が修理中のため、予備の竿でした。
この予備竿が柔らか過ぎて、風があると大きくしなり、道糸があちこち降られて、狙ったポイントに餌を落とすことができず難儀しました。
あげく、頭上の枝に引っ掛けたり、川底の石にオモリを引っ掛けたりと散々な状況に。
1+2+3と悪条件で残念な結果に。
◯師川での釣果は、放流サイズのヤマメが数匹という残念な結果でした。
仕方なく◯師川はあきらめ、他の川へ移動。
そこもあまり良くなかったので、その川へ流れ込んでいる“沢”を初めて試してみました。
夏場なら水が枯れてしまいそうな沢なのですが、上の方は適度な流れや小さな淵があります。
結果は、正解!
ほとんど釣り人が入っていないのか、誰にも気にされていないのか、100m足らずの幾つかの小さな淵で数匹ずつ釣れました。
姿も見せず、糸を切られました!
ショックだったのが、最初の一投目!
かなりの手応えがあったのですが、慎重に寄せているつもりだったのですが、姿を見ることもできず、アッサリ糸を切られてしまったこと。
師匠によれば、「大物は頭を一振りしただけで、糸を切ることがあるし、糸を体に巻きつけて切ることもあるよ」との事でした。
しばらくその淵で粘ってみましたが、小型のヤマメが掛かるばかり。
ビクに入れる気になれず、いつか大物とご対面できることを願い、すべてリリースしてきました。
ここまでお読みいただき有難うございます。